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27日目、カレーパン

 私は常識が好きではない。理由は2つあり、1つ目は非合理的な物事が常識に含まれているためだ。例えば缶ジュースはタブを空け口をつけて飲むのが常識だが、この部分には何が触れていたかわからず、直接口をつけるのは衛生面であまりよろしくない。常識が好きでない2つ目の理由は、その妥当性が検証されていないためだ。特に評価されていない物事を「常識だから」という根拠のない知見で推し進められるのはとても非科学的だ。常識をもって道理を通す意見が出た場合は、その根拠を論理的に説明可能か考えたほうが良さそうだ。

 今日は余っているカレーを使ってカレーパンを作成した。

  1. 食パンを焼く
  2. 温めたご飯に温めたカレールーをかける
  3. カレーの上に食パンを乗せる

 完成図は以下のようになった。
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 これはカレーパンではない?その理由はなぜだろうか。「常識的に考えて」が理由だろうか。常識を用いる場合は、それを論理的に説明できる必要があると冒頭で述べた。では、これをカレーパンと呼称して良いか、論理的に考えてみたい。

 まずカレーパンの定義を調べた。wikipediaによると「カレーパンとはカレーを具とする惣菜パンの一種である」とのことだ。問題は惣菜パンの定義域だが、「「菓子パン」と「調理パン」はそれぞれJICFS分類基準の111303と111305で定義されているが、『惣菜パン』は定義されておらず、食品表示は各製造者が独自判断で行っている」と調理パンに関するwikipediaに書いてある。つまり、私の独自判断で上記カレーパンをカレーパンと呼称することは何の問題もないのだ。今日作成したものはカレーパンだった。間違いない。