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47日目、鶏胸肉の蒸し焼きと幸福力積の考察

 最近わかったが、私は同職の同期に比し安さに対する価値を大きく見積もるようだ。300円の北海道直伝ソフトクリームを食べるぐらいなら100円のスーパーカップを1つだけ購入する。100円均一セールがあれば元128円の美味しいお菓子よりも元200円の大容量クッキーを購入する。この理由を自分なりに考えた。

 おそらく私は物の価値を「幸福力積」(力積=力×時間)で換算するのだ。300円のソフトクリームが保有する幸福力は大きいが、その持続時間はスーパカップの1/3以下で、それでいて時間あたりの幸福力は大きく見積もってもスーパーカップの倍程度しか無い。つまり、スーパーカップの幸福力積は300円ソフトクリームの1.5倍以上あるのだ。私はこの計算をなんとなく行い、価値を判断しているのだろう。以上で幸福力積に関する考察を終了する。

 今日は鶏もも肉が100g98円と安かったが、より幸福力積が大きそうな100g68円の鶏胸肉を購入し、適当な文献を参考にして料理を作成した。この文献はパブリックではないため、アレンジした部分のみを記載する。

  1. レタス → キャベツ
  2. 1~2cm厚さのそぎ切りにし → 忘れていた
  3. ねぎソース → ネギがない
  4. おろし生姜 → 刻みニンニク
  5. ごま油 → オリーブオイル

 完成図は以下のようになった。
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 まず一口鶏肉を食べて非常に驚いた。過去に参考にした鶏胸肉の調理法では独特の硬さを緩和するためにフォークで穴ぼこにしたり、長時間水に晒したりと様々な手法が用いられていた。今回の文献では前処理はほとんどなく、弱火で蒸し焼きにしていただけだったが、眼を見張るほど柔らかい食感だった。

 醤油ベースのタレはどうしても粘度が下がって対象物と絡まない傾向にあるが、下に千切りの野菜を敷くことで流れだしたタレを吸収し、対象物と共に食すことで味わいを得られる工夫が凝らされていた。よく見かける手法ではあるがこんなにも効果があるとは知らなかった。

 ついでになんとなく味噌汁を作成したが、不味くはないがあまり美味しくもなかった。未だに味噌の適量がわからない。