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65日目、サバの味噌炒め

 とうとうキャベツの有効活用法を探しだした。緩衝材としてのキャベツだ。この手法は、この参考文献を参考にして料理を作成した際に見出した。パブリックな文書ではないため今回は差分だけを紹介する。

  1. 長ねぎのみじん切り → 無い
  2. サラダ油 → 無い。何かわからない油で代用
  3. ごま油 → 無い。何かわからない油で代用

 以下のようなものが出来上がった。
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 相変わらず味付けがむちゃくちゃ濃く、塩っ辛いサバになってしまった。煮詰めすぎてしまったのだろう。味の濃いものを食べると心臓のあたりが痛くなる気がするのだが、大丈夫なのだろうか。

 ところが、下に敷いているキャベツが良い仕事をした。行き過ぎてしまった味をキャベツで中和し、結果として味を丸め込む作用があったのだ。このキャベツは味の濃さを半減する以上の能力を持つことを以下で証明する。

 人の感覚は対数スケールだと聞く。つまり、食材が持つ本来の味の濃さをaとすると、人が感じる味の濃さはlog(a)となる。ここで、仮に味の濃さaと同じ体積のキャベツを合わせた時の味の濃さを、キャベツの味の濃さは0と仮定して数式で表すと、人が感じる味の濃さはlog(a/2)となり、結果的に感じる味の濃さはlog(a/2) / log(a)倍となる。具体的に、例えば今回のサバの味の濃さが3だとすると、キャベツを合わせた時の味の濃さはlog(3/2) / log(3) = 0.369倍になる。これは、キャベツは味の濃い食材をその体積比率以上に軽減することが出来ることを示しており、緩衝材として十分な作用していることがわかる。

 キャベツに対する私的評価が向上した。これからは緩衝材としてキャベツを利用していこう。