66日目、キャベツとにんじん入りパスタ
一人暮らしを始めてしばらくは自炊した料理の画像をSNS等に投稿する人が目立つが、1ヶ月も経つと見かけなくなる。料理することに飽きていくのだろうか。料理することに飽きない方法はわからないが、自炊することに飽きない方法は私自身の経験から1つだけ知っている。料理するのではなく、料理を作成すれば良い。何かを作ることが楽しいと感じる人であればきっと飽きること無く、探究心の赴くまま料理を作り続けるだろう。
今日は久しぶりに、過去文献に頼らずに料理を作成した。ある発想が浮かんだためだ。油が多いらしいマヨネーズでキャベツ炒めれば味も付くから美味しく出来上がるだろうというものだ。この発想から、冷蔵庫に眠る食材を利用して料理を作成した。
- 湯を沸かしてパスタを茹で始める
- サラダ油でにんにくを炒める
- キャベツをある程度炒める
- マヨネーズをある程度入れる
- 電子レンジでやわらかくしたにんじんも入れる
- 小麦粉をある程度入れて炒める
- 牛乳を少なめに入れる
- パスタを入れる
- 水気が少し飛ぶまで煮る
- 塩コショウを多めに入れる
- 完成
以下のようなものが出来上がった。
一口目を食べて驚いた。意外や意外、見た目に反してそこそこ美味しかったのだ。作る工程でその美味しさがある程度推測でき、今回も写真を撮って食べる直前まで、見た目から察するに美味しくないだろうと思っていたが、ある程度美味しかった。今写真を見返すと美味しそうに見えるので、やはり人間の直感というのはあてにならない。
何が功を奏したのかわからないが、味がしっかり付いていた。最後に大量にふりかけた塩コショウなのか、最初に大量に炒めたにんにくなのか、キャベツを炒める際に用いたマヨネーズなのか。いや、意外に小麦粉が貢献して、それらの味をうまくまとめて麺に吸着させているのかもしれない。・・・なぜうまく出来たのだろう、考えれば考えるほど謎だ。
キャベツは多めの油と炒めると美味しいことがわかった。コツさえ分かればもう怖くない。