46日目、鱈グラタン
私はどうも、自分に起こったことを具体的に説明する能力に欠けているようだ。客観視できるモノや他人の状況はある程度わかる気がするが、自分に関することとなると途端に有耶無耶して適切な判断ができなくなる。料理の主観的な感想だけでもしっかり述べられるようになりたい。
今日は鱈(たら)が安く、衝動買いしてしまったため、適当に選んだ過去文献を元にグラタンを作成した。パブリックな文献ではないため具体的な手順は避けるが、以下のアレンジを加えた。
- バターで → マーガリンで
- 水を少しずつ加えて小麦粉を溶かす → 水は少しずつ加えたが小麦粉を溶かし忘れていた
- チーズを散らす → 無い
完成図は以下のようになった。
一口食べた瞬間その美味しさにとても驚いた。食したのはじゃがいもだった。とろとろに煮こまれたじゃがいもはぎりぎり原型を保っており、塩コショウの素朴な味付けをまとって味覚を刺激する。そして、うまい。
二口目にタラを食した。初めに少し揚げ炒めしたためか、煮込みにも耐え原型は完全に保っており、同じく塩コショウの素朴な味付けをまとって味覚を刺激する。そして、うまい。
生地はグラタンによくあるドロドロに比べ、ある程度の食感と甘めの味を含んでいた。これは最初の方にマーガリンで炒めた玉ねぎによるものだろう。そして、うまい。
ついでに人生で初めて卵かけご飯も食べた。うまい。