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9日目、鳥ステーキ

 昨日、ひとり暮らしの長い友人に食材を余らせないコツを尋ねたところ、2日で使い切ることを意識して買うと良いことがわかった。私は半額シールや特売の文字に惹かれて無計画に食材を購入する癖が強いが、今後は教えてもらったコツを意識していきたい。

 今日は昨日の作品で余った鶏肉を用いて鳥ステーキを作成する。また、昨日適当に買ったニンジンは”新ニンジン”と書かれており、名前冒頭に”新”を記されている野菜は旨いイメージがあったため、このニンジンを用いて野菜スティックを作成した。

  1. 鶏肉に塩コショウで下味を付ける
  2. フライパンに油を敷き、鶏肉の皮を下にして5分ほど焼く
  3. この際、肉の上からアルミホイルを乗せ、更に500ccほど水の入った鍋を重りにする
  4. ニンジンをスティック状に切って50℃のお湯に5分ほど浸ける
  5. 肉をひっくり返す
  6. 玉ねぎもついでに焼く
  7. 全てを皿に持って完成

 この作品レポートはいつも食事が終わった後に思い出しながら書いている。今回の作品の感想を一言で表すと、誰が食べても次のように思うだろう。「重い」。

 今回は以下の文献を参考にした。
cookpad.com

 そして今回の完成品は以下のようになった。
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 図を見てわかるように、肉に油が溜まっていた。理由ははっきり分からないが、思い当たる点がいくつかあるので振り返る。

 食材の適量は未だによくわかっておらず、特に肉は経験が少ないためどの程度用意すれば良いか検討がつかない。そして今回も案の定、肉の量が格段に多かった。まずこれが良くなかった。下味を付ける際は気づかなかったが、フライパンに乗せた時点で想像以上に分厚いことを把握し、中まで火が通らないと直感した。とりあえず皮の面を焼いたところ、とても美味しそうな音と匂いがして期待度が高まった。

 参考文献ではこの時に鍋に水を入れて重しとすることを推奨していた。鍋はニンジンに使う予定なため、皿に水を入れて重しとした。しばらく鶏肉を焼いてひっくり返すと、参考文献のようにこんがり焼き目が付いていた。

 焼く間にニンジンをスティック状に切り、温めていたお湯に漬けた。ニンジンスティックの出来は非常に良かった。何も付けずとも甘く、単体でとても美味しく仕上がった。いや、これだけが美味しかった。

 裏面の肉が焼けるタイミングで玉ねぎを切り、一緒に焼こうとした時にある異常に気づいた。中が完全に生だったのだ。分厚い鶏肉には切り口を入れるべきだが、この工程を完全に忘れていた。すぐに箸で肉を適当に開き、もう一度重しを乗せて更に焼いた。火力が大きいと焦げると考えて、弱火で10分ほど焼いた。途中蓋をして蒸し焼きのようにした。中が焼けたタイミングで玉ねぎを投入したが、この時既に大量の油がフライパンの底を埋め尽くしており、とても嫌な予感がした。

 満足の行くまで火にかけ、皿に移すときに油の多さを正確に確認した。焼き上がった肉は、食う度に胃にダメージを与えるだけの油分量を十分に備えていた。久しぶりの苦痛だった。一体どの工程が原因か不明なままだが、また機会があれば鶏肉ステーキに挑戦したい。

 また、昨日買って食べ忘れていた惣菜のコロッケもレンジで温めて食した。鶏肉ステーキの存在も相まって、このコロッケを食べるのは相当つらかった。そういえば、プラスチックパックのまま電子レンジで温めたせいか、パックの底が少し溶けて穴が空いていた。このタイプのパックは電子レンジで温めてはいけないらしい。注意しておこう。