エンジニアが晩飯をクリエイト - 日常のヒホ

エンジニアが日常を生きるのに四苦八苦するブログ

8日目、鶏肉入りトマトパスタ

 1週間に及ぶ学びの多い研修生活が終わった。私も一応クリエイターなため、インプットだらけの生活を送っているとどうしても何かを作りたくなってしまう。あいにく研修期間内は自由な時間が短く、今は想像意欲がふつふつ湧いてくる。早速献立を考えようと冷蔵庫を覗くと最初にパスタとトマトペーストが目に入った。今日はトマトパスタを作成する。野菜を揃えるためにスーパーに行ったのだが、鶏肉にタイムセールシールが貼られていたため思わず買ってしまった。この鶏肉も使用する。ちなみにこのトマトパスタに関する過去文献を参考にした。

  1. 野菜(ニンジン、玉ねぎ)を粗くみじん切り
  2. 鍋で10分ほど茹でる
  3. 鶏肉を一口サイズに切って塩コショウで下味を付ける
  4. フライパンで鶏肉を焼く
  5. 野菜の入った湯にパスタを入れて更に茹でる
  6. 茹で上がったら焼いた鶏肉とトマトペーストを湯に入れて煮込む
  7. 軽く水分が飛んだらバターと塩コショウを入れる
  8. 全体に混ざったら完成

 上記工程を大体守って完成したトマトパスタは想像と大きく異なっていた。まずは下記完成図をご覧頂きたい。
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 以下の図は少し食べた後のものである。
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 過去文献の参考図に比しこのトマトパスタは何故か水分量が異常に多いように感じた。更に驚くことに、トマト要素が消失していた。再現性が取れなかった理由を探る。

 まずニンジンと玉ねぎに荒いみじん切りを施し、水を入れた鍋に入れて茹でた。料理と直接関係ないが、私の炊飯器には時計機能がついている。自動でご飯を炊くこの機械に何の意味があって時間表示機能があるのか謎であったが、調理時間を把握するのに有用であることを実感した。これを参考に10分ほど野菜を煮た。

 この隙に鶏肉を焼いた。まず一口サイズに鶏肉を切り、塩コショウを使って下味をつけた。フライパンで焼いた際に味見したところかなり味が濃く、塩コショウの量が多かったことがわかった。フライパンで数分焼いてひっくり返し、更に数分ほど焼いた。

 焼いてるい間に鍋にパスタを投入して茹でた。茹で終わったらトマトペーストを入れて煮込んだ。このトマトペーストの量は半分ケチったが、作成したトマトパスタからトマトの味がしないのはこの後述べる別の理由が原因だろう。焼いた鶏肉も入れてしばらく煮込んだ。

 しばらくして異常に気づいた。水気が多い。これ以上水分量を下げるために熱するとパスタが不味くなる気がしたため、バター代わりのマーガリンを投入して数分後に皿に盛った。鍋内のものを全て皿に移すとまるでスープのようになった。パスタを入れた皿から水を切り、体裁を整えて完成とした。

 どうやら水が多かったようだ。出来上がったパスタは恐ろしく水分を吸っていた・茹でる際に塩を入れ忘れた・マーガリン投入時に塩コショウで味付けし忘れたせいか、無味だった。鶏肉だけは味がした。研修期間は美味しいご飯を食べられたため、この微妙な料理を食べるのは久しぶりだった。

 ちなみにパスタには多くの種類があるらしく、参考文献ではマカロニのようなものが用いられていたが、今回は細い麺状のパスタを用いた。もしかするとこれが様々な異常の原因だったのかもしれない。