エンジニアが晩飯をクリエイト - 日常のヒホ

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7日目、リゾットと野菜炒め

 冷蔵庫の中を空っぽにする、というタスクがある。事前調査の結果、冷蔵庫内には玉ねぎ1個、キャベツの千切り少し、牛乳、納豆、加えて昨日の夜・今日の朝・昼にも食べた野菜スープが余っている。正直もうこのスープは見るのも嫌だ、食べたくない。そこでスープの残りを使った生産物の過去文献を漁っていると、リゾットにする方法を見つけた。リゾットは牛乳を使うらしく、ちょうど良いのでこれに挑戦する。他の野菜は適当に野菜炒めにする。

  1. 玉ねぎを切る
  2. 温めたフライパンで玉ねぎと千切りキャベツを炒める
  3. 頃合いを見計らってハムも加える
  4. スープを沸騰させる
  5. ご飯を加える
  6. 煮込んで水分を飛ばす
  7. 牛乳を加えて更に煮込む
  8. 皿に盛りつけて完成

 今回は久しぶりに多くの問題が発生した。まず、一人分の野菜炒めを作るにしては玉ねぎが多すぎた。玉ねぎだけでフライパンの底が見えなくなり、キャベツやハムを乗せる頃には溢れかけていた。当然のように火は全体に通らず、玉ねぎは若干生っぽいまま仕上がった。キャベツに至っては跡形も無い。

 野菜炒めは放り出してリゾットの作成に着手した。スープを煮詰めて沸騰させ、ご飯を加えた。参考文献ではご飯の量を「一人分」と記されていたため、ご飯一膳を投入した。これが最大の問題だった。スープが煮詰まってきたため牛乳を加えた。この牛乳の量が想定より多かったらしく、牛乳やスープの水分を大量に吸ったご飯が当然のように膨らみ、当初の予定の倍近い量のリゾットが出来上がった。小麦粉を入れれば良いというインスピレーションが沸いたが、小麦粉が無かったのでやめた。

 納豆も余っていたがリゾットにかけることはせず、おかずとして用いることにした。以下が全体の完成図である。

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 まず、野菜炒め、より適切な言葉を選ぶなら、ちょっと焼かれた大量の玉ねぎ等、だろうか、味はともかくとしてその量は凄まじかった。もう二度と食べたくない。

 続いてのリゾットも強烈な食感だった。芯を主張するニンジン入りの無味のお粥に牛乳を並々加えて加熱したような食べ物だった。水でふやかしたドリアに近い。これは本当にリゾットなのだろうか。リゾットを認知しながら食べたことがないので私にはわからない。まだ鍋には写真と同量のリゾットもどきが待機している。初めて自作料理を捨ててしまおうかと思ったが、唯一手を加えていなかった納豆だけはとても美味しかったため留まった。

 ・・・玉ねぎは当分見たくない。