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11日目、さんまの竜田揚げパスタ

 同僚曰く、オリーブオイルは有用らしい。この情報と特売の文字を見てオリーブオイルを衝動買いしてしまった。そしてあろうことか、半額シールの貼られたさんまの竜田揚げも衝動買いしてしまった。この2つを使って何を作成しようか数瞬迷ったが、消去法でパスタを作成することに決めた。シーフード風のパスタになることを期待して、帰宅後早々台所に向かった。

  1. 玉ねぎを切る
  2. フライパンにオリーブオイルを垂らして玉ねぎを炒める
  3. さんまも入れて炒める
  4. フライパンに水を入れ、パスタを茹でる
  5. 茹で終わり際に塩コショウとバターを入れる
  6. 水気が飛んだら完成

 今回はこのシーフードスパを参考文献とした。

 まず玉ねぎを炒めた。ここまでは良かった。次いで竜田揚げサンマも投入したが、焼けている音がイマイチだったためオリーブオイルを少し多めに投入した。これが最初の失敗だった。

 なんとなく焼けた後、同じフライパンでパスタを茹でるために水を入れようとした。この時、パスタを茹でるのは別の鍋を使おうか少し迷ったが、手本通りに進めることを優先してフライパンに水を投入した。水を投入した後すぐにパスタを投入したが、全て水に浸かりきらなかったため、魚とパスタの位置を入れ替えた(下図参考)。
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 このままパスタを茹でた。途中、パスタが茹で上がる前に水分が飛びそうだったため水を足した。パスタが茹で上がったタイミングで以下のようになっていた。
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 パスタが茹でられた時点で、バターの代わりにマーガリンを投入し、かき混ぜて完成とした。以下が完成図になる。
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 まず一口目で笑みが消えた。あまりにも油っこかった。ところどころパスタが束のままになっており、小麦粉に油を練り込んだような部分があった。オリーブオイルを多く加えたこと、フライパンでパスタを茹でたこと、マーガリンを投入したこと、そして何よりも竜田揚げされたさんまを使用したことにより、過度な油分が含まれていたのだ。

 しかし一度感情が底辺に到達すると、味はそこまで悪くないことに気が付いた。竜田揚げさんまの味付けがパスタとマッチしていたようだ。料理とは多次元的に構成されており、どの要素が味にどう作用するかは結果を見ないと分からない。

 食べ終わる頃の皿に、脂っこいさんまと、反射係数を格段に増した玉ねぎの残骸を見た時は絶望した。胃が重い。顔が脂っぽい。・・・明日は油の一切使わない料理を作成したい。