16日目、キノコ入りお好み焼き
今日、人生で初めて社会人としての給料を手に入れた。口座に振り込まれた額面を見ただけなのであまり実感ないが、学生から社会に出たことを明確に示す物の1つであることは間違いない。社会人としての自覚を胸に、今日は以前大失敗したお好み焼きに再挑戦したいと思う。
- 小麦粉・水・卵を混ぜて生地の種を作る
- 野菜などを切る
- 生地をフライパンに乗せ、更に豚肉を乗せて、蓋をして4分ほど焼く
- ひっくり返して蓋をして3分焼く
- ソース・マヨネーズを塗る
- 完成
今日はマヨネーズを買ったため、上記の内足りないものはソースのみである。ソースはケチャップと醤油を混ぜればそれっぽくなるだろうと考えた。
前回の失敗を踏まえ、まず生地を丁寧に作ることにした。お好み焼きの過去文献にある通り小麦粉100gに水を150cc入れると、黄色い液体の中に小さな塊が無数に浮かんでいた。いわゆる”玉”だ。この玉を潰すべく、重たい鍋(ボウルがなかった)を傾けて虱潰しするように潰していった。後から調べたが、小麦粉に水を入れる際、始めに少量だけ入れてかき混ぜ、その後に水を全部入れると良いらしい。この作業だけで30分ほどかかった。
今回はキャベツのみではなく、スープ用の野菜セットが安かったためこれを用いることにした。キャベツとニンジン、しめじと舞茸が入っていた。これらの野菜を細めに刻む作業をまた30分ほど繰り返し、全て鍋に投入して混ぜた。しかし、小麦粉生地が明らかに足りなかったため、小麦粉を水で溶かして生地の足しにした。結果的にこの処置が功を奏した。
適当に生地を焼いて作成したお好み焼きは以下のようになった。
1枚目
2枚目
3枚目
2枚目3枚目はお好み焼きらしい丸い形をしているのが見て取れる。所持しているフライパンが小さいため、ひっくり返す上手さで出来が決まってしまう。慣れれば手首のスナップでフライパンをホップさせ、お好み焼きをひっくり返す芸当ができるようになった。中学校時代のテニス部の感を取り戻したのかもしれない。
先ほどのお好み焼きにソースとマヨネーズを塗って完成とした。ソースは無いのでケチャップと醤油をかけた。完成図は以下のようになった。
ケチャップと醤油を混ぜてもあまりソースっぽくならないことがわかった。しかし味は以前のものに比べ断然マシになった。しかしキノコが地味に美味しくない。キノコとお好み焼きの相性は良くないことがわかった。2枚目3枚目を冷凍庫に閉まう際に、以前作ったキャベツお好み焼きが一瞬見えた。以前の大失敗お好み焼きが食べられることはあるのだろうか。
冷蔵庫を見ると、キャベツとニンジン、卵が余っていることに気づいた。次回はこれらを使って何かを作成したい。