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53日目、鶏胸肉の甘酢あんかけ

 今日は先日購入した鶏胸肉と、大量に余っている酢を用いる料理を作成する。過去文献を再現するにあたって幾つかコツのようなものが2つほど必要だったためメモしていきたい。

 まず、片栗粉と小麦粉を間違えてしまった。片栗粉が正解だが小麦粉を用いてしまった。片栗粉はトロみを付ける時のみに用いるものだと誤解していたが、実は必ずしもそうではないらしい。

 続いてピーマンだ。私は正式なピーマンの前処理作業工程を把握していなかったが、過去の経験からとりあえず適当に切ろうとした。すうると、包丁で切るや否や種のようなものが飛び散り、台所上の四方八方に霧散して面倒なことになった。ピーマンは取り扱い要注意だった。

 最後は油に関することだ。大量の油を熱しているといきなり突沸が起こった。その後火を止め原因を考えたが、おそらくフライパン上に多少残っていた水分が原因だろう。まずしっかり水を除去してから油を注ぐべきだった。

様々な障害はあったが、以下のようなものが完成した。
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 久しぶりにワクワクしていた。とても美味しそうに出来たためだ。期待しつつ一口目を食べた。旨い。美味しい。

 適当な分量を入れて作った甘酢あんはとてもうまく出来ていた。塩コショウを一切使っていないため味が薄すぎることを危惧していたがそんなことはなく、醤油の濃厚な味と酢の酸味、砂糖の甘味が全て適切に残っていた。初めて固まっていない片栗粉によるトロみを再現できた。とても美味しい。

 油に怯えつつ熱した鶏肉はとても柔らかく、胸肉独特の歯ごたえを程よく残し、タレと相性良さげに存在していた。うまい。ニンジンも、初めに多めの油で炒めたためか柔らかく仕上がっていた。

 唯一残念だったのがピーマンだった。よく出来た甘酢に臆すること無く苦味を色濃く残していた。前処理の方法を間違えたのだろうか。次に調理する機会があれば予め調査しておきたい。